ダイヤモンドリングやネックレスの多くはダイヤモンドが爪留め、彫留め、はさみ留め
フクリン留め(ふせ込み)、かべ留め(チョコ留め)されていますが、
万が一、はずれたり、なくしたりしてしまったらどうすればいいでしょうか??
そもそもなぜ石がはずれるのか?という疑問がでるかもしれませんが、
ダイヤモンドは棒状の地金を倒して留められている状態の為、棒状の地金
が劣化すれば、ダイヤモンドは取れてしまうという原理です。
(すべての留め方共通です。)
爪留めの場合・・・爪と呼ばれる棒状の貴金属の地金を、
主に石留めヤットコ等の工具で倒して石枠に宝石を固定する石留め方法です。
彫留めの場合・・・石のサイズにあった穴をあけ、
主に、彫りタガネと呼ばれる刃先の鋭利な切りタガネで
地金面を数箇所彫り起して小さな爪を作り、
それで石を留めます。埋め込んで留めるため、
地金にある程度の厚みが必要になります。
はさみ留めの場合・・・地金に溝を切って、
そこに宝石のガードル部分(縁の部分)を挟み込んで留める技法です。
石の2箇所を対角線上になるように留めます。
(リングのサイズ直しができない場合があります)
フクリン留め・・・石の外周を地金の輪で覆って留める方法です。
フクリン(覆輪)留めは石を留めるフレーム(枠)状の地金を、
打ちタガネやヤットコ、ヘラ等で倒して石を固定します。フセ込みとも言います。
フクリン留めは爪の引っ掛かりが少なく、石も外れにくいのが特徴です。
かべ留め(チョコ留め)・・・地金を円筒状に彫り、
その壁側をタガネでひげのように彫り起こし留める方法です。
ドット留めと比べると石の輪郭がシャープに見えるのが特徴です。
埋め込んで留めるため、地金にある程度の厚みが必要になります。
ダイヤモンドの石がはずれてしまったり、なくしてしまった場合、
ダイヤモンド石留めで検索すると多くで石留め加工をしてくれる
場所がある事がわかります。
だいたいの値段は石がはずれた場合⇒1万円程度となります。
しかし、石をなくしてしまった場合は話しが別です。
石を留めるのは1万円程度でできるかもしれませんが、
そのリング、ネックレス等にあう石を探さなければいけないからです。
その石をの値段ですがだいたいこの程度となります。(ジュエリーリペア様のサイトを参考)
ラウンドブリリアントカットの場合の目安
大きさ |
幅(mm) |
高さ(mm) |
VS1、VS2 |
SI2 |
0.005カラット |
1.0 |
0.64 |
¥1000 |
¥890 |
0.006カラット |
1.2 |
0.77 |
¥1400 |
¥1200 |
0.010カラット |
1.35 |
0.87 |
¥2100 |
¥1800 |
0.014カラット |
1.56 |
1.0 |
¥2900 |
¥2600 |
0.020カラット |
1.72 |
1.1 |
¥4100 |
¥3600 |
0.033カラット |
2.0 |
1.28 |
¥7900 |
¥6300 |
0.05カラット |
2.5 |
1.6 |
¥12000 |
¥9500 |
0.07カラット |
2.7 |
1.73 |
¥15700 |
¥12600 |
0.1カラット |
3.0 |
1.92 |
¥33600 |
¥25200 |
0.15カラット |
3.4 |
2.18 |
¥60000 |
|
0.2カラット |
3.8 |
2.44 |
¥80000 |
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というようになっております。もしダイヤモンドリングのダイヤモンドがはずれたり、
なくしてしまったりしたらこれらの所に相談してみましょう。
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