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ダイヤモンドの4Cとは何か?

まずダイヤモンドを選ぶ基準として4Cがあげられます。

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カラット(重さ)
A
カラー(色)
B
クオリティー(品質)
C
カット(プロポーション)

の4つです。ここでは4Cについて詳しく述べていきたいと思います。


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カラット(重さ)・・・
1カラットは0.2グラムです。重さは変わりませんが、国際相場により、

価値があがったり下がったりします。

つまり、価値が低い時に買い、価値が高い時に売れば、買った時よりも

高く売れる可能性があります。(カラットのみで見た場合)



A
カラー(色)


無色に近いほど良質となります。

D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
Colorless Near Colorless Faint Yellow Very Light Yellow Light Yellow

Dが一番良く、右に行くに従って色が悪くなります。

ちなみに
Dカラーダイヤモンドはダイヤモンド生産量のたったの2%言われてます。


相場で見ると、
DからE、Fと1つづつランクが落ちるごとに1割程度、

金額が落ちます
。(全体の金額から)

例えばダイヤを
100万円で買って、カラット、カット、クオリティが

変わらなくてもカラーがワンランク落ちれば、

およそ
90万円でしか引き取ってくれない事となります。

こう考えると、
カラーの重要さがわかってくると思います。(目安)

ちなみに普通の淡い黄色ぐらいならダイヤモンドの価値はほとんどありませんが、

目の覚めるような
イエロー(カナリーイエロー)になると、急激に価値が上がります。


B
クオリティー(品質)

クオリティ:内包物又はキズの事

キズとはカットとして磨き上げた時についた物をいうものではなく、

大地の中で生成された時についていたものの事を言います。

FL IF VVS1 VVS2 VS1 VS2 SI1 SI2 I1 I2 I3
マニアックな人向き 算の有る婚約指輪向き 実用的でお勧め リング以外の用途にもお勧め 良く探せば拾い物有り
FL= Flawless :(10倍の拡大検査で内部外部に欠陥がないもの。しかし顕微鏡でみれば傷は有ると思います.)
IF= Internally Flawless :(10倍の拡大検査で内包物が見当たらなく、表面にごくわずかな外部特徴の存在はゆるされる。)
VVS1-2= Very, Very Slight Flaws :(10倍の拡大検査でほとんど確認しにくく、また非常に確認が困難な程度の欠陥)
VS1-2= Very Slight Flaws :(10倍の拡大検査で確認が困難、または目立たない程度の欠陥。)
SI1-2= Small Inclusions :(10倍の拡大検査でやや目立つ、または容易に見つけられる程度の欠陥。)
I1-3= Imperfect :(肉眼でほぼ確認できる欠陥が有る。)

ちなみに、FLは
フローレスダイヤモンドと呼ばれ数百万個にひとつと言われています。

相場で見ると、VVS1〜VVS2に1ランククオリティーが落ちるごとに、

金額が1割程度落ちます。
例えば100万円のダイヤを買って、手入れをしっかりしなかった為、カラー、クオリティーが

2ランクづつ落ちたとします。その時の
おおよその金額の計算の仕方は・・

100×0.9×0.9×0.9×0.9=
63万円となります。


C
カット(プロポーション)

EXCELLENTがもっともよく、右に行くほど悪くなります。


EXCELLENT Very good Good Medium Fair Poor

ちなみにカットがEXCELLENTやVERY Goodだと、国際相場価格より

EXCELLENTだと
20%、VERY Goodだと5%価格があがります。

例えば、国際相場価格が100万円しかないダイヤでも、

カットがEXCELLENTだと
120万円になる訳です。

ちなみに
ハート&キューピッド・トリプルエクセレント・ダイヤモンド

という究極のカットがあります。
(EXCELLENTカットよりも優れたカットです。)

またダイヤモンドにはルースの形による評価という物があります。

カットの種類 一般的な評価
ラウンド・ブリリアント 100
マーキーズ 55-57
オーバル 45-47
ペアシェープ 50
ハートシェープ 44-46
エメラルド 42-45
プリンセス 42-44

例えばカラット、カット、カラー、クオリティの評価が同じなら

ラウンド・ブリリアントカットが100万円ならペアシェープカットは50万円となります。

その他の要素(4C以外の要素)

蛍光性:ダイアモンドは長波紫外線下で、蛍光することがあります。

「なし」もしくは「青色の蛍光反応が一般的ですが、

オレンジ、グリーンなど異なった蛍光反応を示す事もあります。

COLOR 蛍光性は基本的にグレートに影響しませんが、STRONG(強)VERY STRONG(鮮)の強い蛍光性を持つダイヤモンドは、オイリーと呼ばれるダイヤの表面が油でにじんだような外観を持つものあり、美しさを損なってしまいます。
NONE なし
FAINT 弱い青色
MEDIUM 青色
STRONG 強い青色
VERY STORONG 鮮青色


これらの事(4C)を踏まえた上での、ダイヤモンドのおおよその相場ですが、

1カラット 
100万円(カラーがE、クオリティーがVVS1)がおおよその目安となります。

また、2、3とカラット数が増えるにしたがって1カラットあたりの
価値は上がっていきます

例えば、
1カラット 100万円のダイヤがカラー、クオリティー、カットが変わらない

5カラットのダイヤだったら500万になるか?と言えばなりません。

→2乗計算となります。(
ものすごく金額が高くなります)

2カラット・・・2×2×100=400万
3カラット・・・3×3×100=900万
5カラット・・5×5×100=2500万

なぜなら、
1カラットを超えるようなダイヤはものすごく希少価値で

世界にわずかしかないから
です。

このような(4C)知識を身につけてからダイヤは買い物するようにしてください。
(ダイヤモンドの国際相場表は下記を見てください。)
(国際相場表は変動する為、購入の際はその都度販売店に確認しましょう。)

下記の表は、1カラット当たりのカットGOOD(G)のダイヤモンドの価格を

万円の単位で表示しています。

カット VERY GOOD(VG)は5% EXCELLENT(EX)20% 下記価格のアップになります。

1カラット当たり10万円の単位[国際相場表](ラウンドブリリアントカットの表)
カラット数(ct) カラー クオリティ
0.3〜0.39ct VVS1 VVS2 VS1 VS2 SI1
D 42 36 32 30 23
E 37 33 30 28 22
F 36 31 25 25 21
G 33 29 25 22 19
H 29 25 22 20 18
0.4〜0.49ct VVS1 VVS2 VS1 VS2 SI1
D 46 40 24 31 24
E 42 36 33 29 23
F 40 34 31 26 23
G 35 31 28 25 22
H 32 28 25 23 21
0.5〜0.59ct VVS1 VVS2 VS1 VS2 SI1
D 64 58 47 43 37
E 58 54 44 40 34
F 54 50 42 38 30
G 48 45 40 35 28
H 42 38 35 30 26
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