ダイヤモンドは基本的に無色透明に近いもの程、価値が高くなります。
しかし、ダイヤモンドは無色透明な物だけではありません。
ブルーやピンク色のダイヤもごく稀に産出されます。
これをファンシーカラーダイヤモンドといいます。
これらのダイヤは色が濃くなるほど価値があがります。
ファンシーカラーダイヤは希少性が高く、Dカラーダイヤの価値を越える物もざらにあります。
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Dカラーダイヤモンド |
宝飾用ダイヤモンドは約4トンの採掘原石でたったの1カラット(0.2グラム)しか得られません。
さらに、その中でもDカラーはたったの2%しかありません。ものすごく希少なのです。
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ファンシーブルーダイヤモンド |
ダイヤができる過程で「ホウ素原子」が入り込む事でオレンジ色を吸収する事
でブルーに見える事があります。
その希少価値はDカラーダイヤを超えます。
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ファンシーピンクダイヤモンド |
生成過程の中でダイヤに窒素が入り込み色がピンクになるものがあります。
色が濃いほど価値が上がります。1カラットを超えるような
ファンシーピンクはほとんどありません。
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ファンシーイエローダイヤモンド |
ファンシーイエローダイヤは薄いものから濃いものまでたくさんあります。
淡い黄色ぐらいならダイヤモンドの価値はほとんどありませんが、
目の覚めるようなイエロー(カナリーイエロー)になると、急激に価値が上がります
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ファンシーオレンジダイヤモンド |
ファンシーオレンジダイヤモンドはファンシーイエローと近い関係にありますが、
その価値は超希少です。 |
ファンシーグリーンダイヤモンド |
イエローがかかったグリーンダイヤはありますが、
純粋なグリーンダイヤはほとんど存在しません。希少価値はものすごく高いです。
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ファンシーレッドダイヤモンド |
ダイヤモンドの中でもっとも産出量が少ないのがファンシーレッドダイヤモンド、
次に少ないのが紫です。
ファンシーレッドダイヤは世界最大の物でも「ムサイエフ・レッド」と
呼ばれるわずか5.11カラットのものなのです。
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